CBD配合サプリメント「CBD taisho」発売 – 効果的な摂取量には疑問も

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大正製薬が新たに発売したCBD配合サプリメント「CBD taisho」は、1日あたりわずか2mgのCBDしか含まれていないことが明らかになった。この極めて低用量に対し、専門医からは「2mgで効くなら苦労してないわ」との厳しい指摘が上がっている。

目次

効果を感じるには用量が不足か

CBDの効果的な摂取量については諸説あるものの、多くの研究では1日あたり20-50mg程度を推奨している。中には慢性的な痛みの緩和などで100mg以上を必要とするケースもある。そのため、「CBD taisho」の2mgという用量では、ほとんどの人にとって効果を実感するのは難しいと考えられる

Green Zone Japan 代表理事である正高佑志氏のXポスト

大正製薬への提言

大正製薬には以下のような改善が求められる:

  1. 配合量の増加:少なくとも1日あたり20-30mgのCBDを含有するよう製品をリニューアルすべきである。
  2. 用量の柔軟性:個人差に対応できるよう、複数の用量オプションを用意することが望ましい。
  3. エビデンスの提示:2mgという低用量で効果が得られるというのであれば、その科学的根拠を明確に示す必要がある。
  4. 消費者教育:CBDの適切な使用法や期待できる効果について、より詳細な情報提供を行うべきである。

より効果的なCBD製品の必要性

CBDには様々な健康上の利点が期待されているが、その効果を最大限に引き出すには適切な用量設定が不可欠だ。

大正製薬には、消費者のニーズに真に応える製品開発が求められる。同社の品質管理能力を活かしつつ、より効果的な用量のCBD製品を提供することで、日本のCBD市場の健全な発展に貢献できるだろう。

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