前回記事にて、河野太郎氏の共通テストの改革案の記事を書いた。一見すると、河野太郎氏の提案は、理にかなっているように思える。しかし、この提案には多くの疑問が浮かぶ。
少子化時代における入試改革の必要性
そもそも、少子化が進む現代において、このような改革に労力を割く必要などあるのか。子どもの数が激減している以上、入試の機会を増やすよりも、教育の質を向上させる方が重要なのは明白だ。このような表面的な改革など意味をなさない。
むしろ、少ない子どもたちをいかに効率的に教育し、国際競争力のある人材に育て上げるかを考えるべきだ。それこそが真の教育改革というものだ。
実務能力重視の教育改革の必要性
現実の社会では、学歴よりも実務能力を重視している。
そのため、低偏差値の大学など即刻潰すべきだ。そんな無駄な機関に税金を使うくらいなら、実業系高校のカリキュラムを充実させ、即戦力となる人材を育成する方がよほど有意義だ。大学など出ずとも、実務能力さえあれば下手な大学に入るよりも、大手の優良企業で働けるチャンスは大きいのだ。そういった教育こそが、日本の未来を担う若者たちに必要なのだ。
インターネット投票システムの推進
入試改革などくだらない。本当に必要なのは、インターネット投票システムの推進だ。これこそが真のデジタル化であり、国家の競争力向上に直結する。このようなシステムの導入こそが、日本を世界のトップランナーに押し上げる近道なのだ。
文系教科の必要性への疑問
理系出身の私としては、文系教科など全く必要ない。技術立国を目指すのであれば、理系教育に特化すべきだ。文学や歴史を学んだところで、日本の国際競争力は上がらない。
むしろ、そんなものを学ぶ時間があるのならば、プログラミングや数学、科学の勉強に励むべきだ。それこそが、日本の未来を切り開く唯一の道なのだ。
結論
河野氏の提案は、表面的には受験生に配慮したものに見える。しかし、真に必要なのは教育システムの抜本的な改革と、実務能力を重視した人材育成である。
正直、今のペーパーテスト第一の大学入試システムそのものがあまり良くないのでは?と思う